製造部門スタッフ［２０１６年入社］

民 谷 優 太

（たみや ゆうた）

私は東北などで働いた後、函館にUターンし入社しました。パン製造の仕事はゼロからのスタートでしたが、仕事を覚えていくにつれパン作りが楽しくなってきました。自分が手掛けたパンを、お客様からおいしいと言われることが喜びです。
うちの会社では製造スタッフを未経験からでも採用しています。未経験の場合、通常はパンを焼く窯の担当からスタートします。店では時間帯にかかわらず常に焼きたてのパンを提供するようにしており、50〜60種類の商品があります。種類に合った焼き上がりを目指して温度や時間などを調整します。窯の仕事を覚えたら成形や生地の仕込みに進みます。 私の場合は2年ほどで一通りの仕事を覚えて、仕込みも一人で担当できるようになりました。

そして3年目には的場店の店長を任されるようになりました。思い返すと、その頃から仕事が面白くなってきたと思います。覚えることに集中しなければいけない段階から、新商品の開発など、どうやっておいしいパンを作り、お客様を喜ばせられるか、そういうところに目を向けられるようになると、一段とやりがいが増してきます。商品の売れ行きが良かったり、接客スタッフからお客様の「おいしかった」という評判を聞くのは嬉しいものです。

仕事である以上楽しさと厳しさの両方があり、店長のように責任ある立場では特にそう感じます。その日の業務の流れを組み立てて思い通りに進んだ時だとか、自分が良い仕事をしようと努力したり工夫したりしたことが周囲に伝わって、店全体の業務に良い流れができた時などが、私にとって仕事の喜びを感じる瞬間です。
私たちの職場では多くのスタッフがいますので、それぞれに合った仕事を担当できるよう配慮もしています。パン製造の仕事は朝早いイメージがあると思いますが、出勤時間は担当によって異なるので必ずしも早朝からではありません。朝も結構慣れるもので、私も最初の頃は早起きが苦手でしたが、今はすっかり平気になりました。
もちろんパートやアルバイトから挑戦という人も歓迎です。「パンが好き」「お客様においしいパンを届けたい」「何かを作る仕事がしたい」など、小さなことでも興味があったら、私たちの仲間になってみませんか？